News
CHAdeMO協議会、2016年度から一般社団法人化
CHAdeMO協議会、2016年度から一般社団法人化
CHAdeMO協議会(志賀俊之会長)は6月1日、2015年度の活動報告を兼ねた第6回年次総会を都内のホテルで開催した。総会では会員各社代表によるセミナーや展示会・懇親会も行われた。
記者会見の席上、志賀会長らは次のように語った。
経産省の後押しもあり、6000基を超す充電器が国内に設置された。2010年に設立されて以来、一般社団法人として再スタートを切る。感慨深い。EV自身もバッテリーの大容量化により進化している。世界中が同じ規格の中で稼働している。V2Xとしても活用の幅が広がっていくのは良いこと。COP21の約束があって、そのためには再生可能エネルギーの活用が必要。2030年の段階でEV保有1000万台を目指している。充電器6000台はマ イルストーンに過ぎない。将来の年間販売100万台を考えれば、充電器は当面1万台が必要。高出力、非接触型など出てくるだろうが、まずはビジョンの共有が先。 2050年には内燃機関はゼロになる。2030年以降、全てのクルマの電動化を目指してやっていく。チャデモvsコンボの不毛な争いを教訓に、各社がばらばらにやってデファクトを取るやり方ではなく、非接触充電については、規格を決めてから開発をやる方向。 昨年、EVの販売台数が落ちたのは、リーフ30kwが秋に出る前で、若干の買い控えが起きた。常にEVを自治体で持っていれば、災害時の備えとして使える。 熊本地震で、熊本にEVを贈った。使い勝手が良いとの評価だった。
本文は志賀会長らのコメントを要約したものです。
前の記事: << スズキ、排出ガス・燃費試験に係る不適切な事案に係る調査指示に対する国土交通省への報告内容について その2
現在の記事: 『CHAdeMO協議会、2016年度から一般社団法人化』
次の記事: ポルシェ718ボクスターを発表 >>