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ポルシェ718ボクスターを発表
ポルシェジャパンは、6月1日(水)に718の名前が与えられた新型ボクスターをメディアに向けて発表した。国内での販売は2017年モデルからとなり、デリバリーは7月末から8月上旬となる見込みだ。
新型718ボクスターは先日発表された718ケイマンと同一モジュールで開発されている。そのためシャシーからすべて一新しており、先代モデルから変わっていないのはボンネットとフロントウインドウ、ソフトトップのみだという。718シリーズとして同一シリーズになったために価格もボクスターとケイマンで逆転した。911と同様にクーペは買いやすい価格で、オープンはプレミアムという位置づけになったとポルシェジャパンの七五三木敏幸社長は説明している。
搭載するエンジンはボクスターが2ℓ(300ps)、ボクスターSが2.5ℓ(350ps)の直4エンジンとなり、Sモデルには911ターボにも採用されているVTG(可変タービンジオメトリー)ターボが採用されている。6気筒から4気筒にダウンサイズされているが、それぞれ先代モデルより35psパワーアップし、燃費も13%向上している。もちろんレイアウトはミッドシップだ。
組み合わされるトランスミッションは6速MTと7速PDK(ポルシェドッペルクップルング)がそれぞれ用意され、シャシーもボクスターには車高が10㎜低いPASM(ポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム)が、ボクスターSには車高が20㎜低いスポーツシャシーがそれぞれオプションで用意されている。さらにリムを0.5インチワイドにして横方向のスタビリティを強化した20インチホイールもオプションで用意している。
今回の発表会では、俊敏な718ボクスターのキャラクターに相応しいポルシェドライビングアスリートとしてFCレッドブル・ザルツブルク所属の南野巧実選手がゲストとして登壇。718ボクスターのような俊敏なプレーにますます磨きをかけていきたいと語っていた。
■718ボクスター価格
718ボクスター(6速MT):658万円
718ボクスター(7速PDK):710.4万円
718ボクスターS(6速MT):852万円
718ボクスターS(7速PDK):904.4万円
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