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レジェンド発表会に久々顔見せるも 記者の囲み取材に応じなかったホンダ伊東社長

2014.11.10

レジェンド発表会に久々顔見せるも

記者の囲み取材に応じなかったホンダ伊東社長

 

本日、11月10日午前、都内でホンダの最上級車レジェンドのフルモデルチェンジが発表された。永らくマスコミの前に姿を現さなかった伊東孝紳社長が、今日は登場するのではないかとの思惑から多数の記者が会場に押し寄せた。結果はほぼ空振りの内容。新型車アンベール後の冒頭の挨拶では、徳大寺有恒氏死去に対する弔意を表したものの、フィット5回のリコールにはひと言も触れずじまい。その後、質疑応答の時間が設けられたが、MCからは「10分程度」の縛りが入る。それでも冒頭の記者質問で、フィット5回のリコールやエアバッグ不具合に象徴される同社の品質問題があった。

 これに対して、伊東社長は、「レジェンドは期待している商品。フィット複数回のリコールでお客様にご迷惑をおかけしたこと、この場を借りて謝罪する」との趣旨の発言はあったものの、「600万台については考えるところがある。2016年度までの中期計画を発表するにあたって、その数字を述べた。四輪事業を良いものをタイムリーにリーズナブルに提供する。600万台は数字が一人歩きした感は否めない」と言い訳ともとれる発言に終始した。その後、記者の質問要請の挙手は多くあったが、結局会見は打ち切られた。

また、普段なら会見後の囲み取材に応じる伊東社長が、フォトセッション後はさっさと奥に引っ込む始末。その後も記者らからの囲み取材要望が同社広報部に寄せられたが、結局実現しなかった。

「なぜ5回もリコールするに至ったのか」「伊東社長がこの間、メディアの前に姿を現さなかったのはなぜか」「今後、本当にフィットのリコールはないのか」など質問は山ほどあったはずだ。伊東社長がユーザーを代弁するはずのメディア記者の疑問にがっぷり四つで向かい合わない限り、けじめはつかないのではないかと思う。こうした「もやもや感」が残った状態で、万が一、6回目のリコールが行われた場合、その惨状は想像もできない悲惨なものになるのではないか、そう感じずにはいられない本日のレジェンド発表会だった。

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