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トヨタ自動車、グループ国内13工場を8日から1週間稼働停止。
2016.2.1
トヨタ自動車は2月8日の月曜日から13日土曜日まで国内にあるトヨタグループの全工場を稼働停止すると発表した。再開は日曜日をはさんで2月15日の月曜日からとしている。1月8日に発生したグループ会社の愛知製鋼知多工場での火災による部材の納品おくれが主な原因と見られる。海外向けの部品工場の生産ラインは当該期間中も稼働を続ける。
トヨタ自動車によると、生産停止するのは、「トヨタの元町、高岡、堤、田原の4工場に加え、トヨタ九州1工場、トヨタ東日本3工場、トヨタ車体4工場、豊田自動織機1工場の計13工場。日野自動車とダイハツ工業の委託生産ラインも止める。エンジン、シャシー、トランスミッションの構成部品と特殊鋼の供給不足」(広報部)との説明で、愛知製鋼が得意とする高張力鋼板などの部材供給が滞っているためとみられる。
なお、1週間の生産停止による影響については、「申し上げられない」(同)とし、「15日以降、挽回できるようにしたい」(同)と話す。新型プリウスやシエンタなどの納期に影響する可能性がある。
http://www.aichi-steel.co.jp/index.html
http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/mail/11051611
写真はMIRAIの生産ライン。
取材・文/神領 貢(マガジンX編集長)
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