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ETC義務化、最短2016年春に 実施の可能性高まる。

2014.10.29

ETC義務化、最短2016年春に
決定の可能性高まる。


国交省高速道路課に取材した。
国交省道路部会では
ETC義務化の議論が活発に行われている。同部会では来年夏までに結論を得ることになっているが、義務化が打ち出される可能性は高い
首都圏圏央道などの料金均一化、走行履歴などをビッグデータとして共有し、対応カーナビで最短時間到達経路を知ることができるなど利便性が格段に上がるとするETC2.0。

首都圏高速道路料金均一化を合わせ、ETC2.0対応カーナビ市販、ETC義務化は、早ければ来年夏の最終とりまとめ後、再来年春から実施される可能性がある。
将来の自動運転を見据えて、ITS化がドンドン進むわけだ。
便利さと引き換えに、ユーザーを置き去りにはしないで欲しいと伝えた。

首都圏の3つの高速道路リンク。首都高速中央環状線、外環道、圏央道はほぼ完成へ向けてスケジュールに乗った。

外環道の東名高速から南だけが事業化されていない。必要性は認められているが、実現はかなり難しい。

詳細はマガジン✖️1月号をご覧いただきたいが、
ETC義務化もETC2.0もユーザー負担の問題がある。もちろん個人情報保護が徹底されるかどうかも気になるところ。
対応カーナビを買わないユーザーには、簡易型GPS車載器が安価で用意されるという。

環境性能課税はHV.EVにやさしく。
高速道路はETC義務化に進む。
FCVには多額の補助金を出す。

新しいモノにユーザーを誘導するために、国はまっしぐらだ。ぜひ限りある報酬の中からお金を払っている一般ユーザーの本当のニーズを吸い上げながら、賢くお金を使って欲しいものだ。


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