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マツダの小飼社長が中央大学に出前授業。 東京モーターショーにスポーツカーコンセプトを出します!

2015.10.6

マツダの小飼社長が中央大学に出前授業。
東京モーターショーにスポーツカーコンセプトを出します!

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中央大学総長の酒井正三郎さんの挨拶です。
自分の力を実社会で生かすための大きな契機になるとのお話しでした。

小飼社長の話しが始まりました。郷里の茅野の話から始まりました。

NO CAR. NO LIFE。

今日の小飼社長の授業テーマです。クルマをまず所有してみる。どのメーカーでも結構です。
クルマはもうひとつの部屋だと言います。雨風がしのげ、プライバシーが保たれ、何処へでも連れて行ってくれる。

東北大学に進学した後は、麻雀を良くやっていた。学校の勉強始まりましたあまり仕事には使えていない。人との出会いを大切にして欲しい。
成長に役に立った。自分と違う考えの人を受け入れることで、自分の器が大きくなる。
トヨタとマツダは5月に包括的業務提携を結んだ。それぞれ違う文化、技術の2社が一緒に仕事をすることで、より広い視野の人材を育てていく。
マツダのアイデンティティがなくなることはない。井の中の蛙にならないように。短期的な成果を求めない。

ロータリーエンジンについて新しい動きはあるか?の学生さんの質問です。

開発は続けています。進化したレシプロエンジンを超えるのは簡単ではない。お客様に受け入れられるエンジンが出来たら出したい。ロータリーはやめない。使命感を持ってやりたい。

世界の2%がマツダ車だが、
私はマツダ車じゃなきゃ嫌だと言うお客様がいる。熱〜いお客様の期待を超える商品を世に出していく。そう言うお客様を新車発表会の三部くらいに、そう言うお客様をお呼びして直接声を聞いている。

魂動デザインは、チーターをモデルにデザインイメージを決めて、同じテーマでそれを各車種に展開していく。
日本の美。これがキーワード。ゴテゴテしたものを削ぎ落としたすっきりした、不要な部分を切り取っていく。
過不足のないデザイン。次の世代も基本的には統一する。原型は出来ている。

社長になろうと思って仕事をしないと社長にはなれない。志しを持って、仕事には最高の成果を求めてやって欲しい。

いいクルマと思う瞬間は?

ガレージには納車された瞬間、嬉しくて嬉しくてたまらない、眠れなくなるクルマがいいクルマ。ガレージには置いておくだけで映えるクルマがいいクルマ。外から見てね。

買った後に、あっちにすればよかったかな? と思うクルマはあまりいいクルマだった経験がない。

ロードスターの初代は1989年に出た。
ちょっとの買う勇気を持って買えば、誰もが幸せになれるクルマとカタログに書いてあった。

新しいロードスターは、小飼社長と同年代の熟年にとって合うクルマです。ぜひ乗ってみてください。

若者のクルマ離れが言われているが?
私の世代のような、クルマが好きでたまらなかった世代が、若い世代や自分の子供たちに伝える。この連鎖を日本人全体でやっていくべき。食わず嫌いなんですね。クルマに乗ることに意味を持たせることが大切です。元気のいいお年寄りにも乗って頂けるクルマです。

2年前はアクセラを出した。スポーツカーコンセプトを出します。
koeru SUVも単なるコンセプトカーではありません。
車種を増やすか、難しいところにいる。第6世代商品の考え方を次世代で大きく変えたらいけない。
年貢の納め時。最近はメガネもかけるし、長く立ってると疲れるし。

DE問題について質問が出ましたが、

DEだろうがガソリンだろうが環境というところと安全には徹底してこだわる趣旨の発言がありました。ぶら下がりが終わりました。


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