News
フィアット初の四駆&9速AT搭載した500Xを発売
FCA(Fiat Chrysler Automobiles)ジャパンは、同社が日本で展開するフィアットブランドでは初のスモールSUV「フィアット500X」を10月24日(土)より全国のフィアット正規ディーラーにて販売開始すると発表した。
500Xはフィアットとクライスラーが合併した成果ともいうべき新プラット−フォームを採用したモデルであり、ジープ・レネゲードとは兄弟車になる。また、“500ファミリー”としては派生モデルではない初めての新モデルであり、四輪駆動&9速ATを搭載したのもフィアットブランドとしては初めてである。
ラインナップはポップスター、ポップスタープラス、クロスプラスの3グレード。すべてのグレードに1.4ℓマルチエアターボエンジンを搭載するが、ポップスターとポップスタープラスは140ps/230Nmの前輪駆動、クロスプラスが170ps/250Nmの四輪駆動(トルクオンデマンド方式)となっている。
エクステリアは現行500と1950年代の500の両方のデザイン要素を兼ね備え、インテリアは3Dデザインによる立体的な構造でありながらレトロ感も感じられるものとなっている。クロスプラスに採用した四輪駆動システムはリアアクスル分離機能を採用したフィアットでは初の方式で、四駆が不要の状況ではエネルギーロスが低減されるため燃費にも貢献している。走行や路面状況により3つのモードが選べるドライブムードセレクターは全グレードに標準搭載。前面衝突警報など最新のアクティブセーフティや、7つのエアバッグなどパッシブセーフティもフィアットブランドとしては最高の安全装備となっている。
価格はポップスターの286.2万円からと輸入車の四輪駆動SUVとしては最も廉価な点も見逃せない。
■FIAT 500X(税込価格)
ポップスター:286.2万円
ポップスタープラス:307.8万円
クロスプラス:334.8万円
フィアット公式サイト www.fiat-auto.co.jp
前の記事: << マカフィーがネットセキュリティソフトの新製品「リブセーフ」発売。
現在の記事: 『フィアット初の四駆&9速AT搭載した500Xを発売』