ダイハツ、ブーンをリコール　同時にトヨタもパッソをリコール

ダイハツは平成27年9月9日、ブーンのリコールを届け出た。

改善箇所説明図

不具合の内容

エンジン制御用コンピュータにおいて、排気ガス再循環（EGR）バルブの制御プログラムが不適切なため、アクセルペダルの操作を繰り返すと、制御指示に対しEGRバルブの開度がずれて閉じなくなることがある。そのため、排気ガスが常時循環してエンジン不調となり、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある。

改善の内容

全車両、エンジン制御用コンピュータのプログラムを対策仕様に修正する。

自動車使用者等に周知させるための措置

使用者：ダイレクトメール等で通知する。

自動車分解整備事業者：日整連発行の機関誌に掲載する。

改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアストライカー付近にNo.3637のステッカーを貼付する。

対象車両

＜注意＞

対象車の含まれる車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれるので、詳細については最寄りのダイハツ販売会社に問い合わせください。 対象車の製作期間は購入の時期とは異なる。

また、姉妹車であるトヨタのパッソについても、平成26年から平成27年に生産した一部車両において、平成27年9月9日に同様のリコールを国土交通省へ届け出た。

■パッソリコール対象車両