速報!! 天津一汽、さらに8月22日まで稼働停止へ 工場従業員の負傷者67人と確認、幸い死者はおらず。

 速報!! 天津一汽、さらに8月22日まで稼働停止へ  工場従業員の負傷者67人と確認、死者はおらず

　トヨタ自動車は、中国天津市で発生した火災爆発事故による工場への影響について、最新の情報を発表した。それによると、事故以来、本日8月19日まで生産停止している天津一汽の2工場3ラインについて、引き続き8月22日の土曜日まで継続停止する。なお、8月23日の日曜日はもともと休業日だったが、現時点では、同日以降の稼働の可否については未定としている。

一報で、「寮や現場近くに住む工場従業員50人以上が負傷した」とされていた負傷者数は67人と確認された。死者はいない。

　また、天津港の税関も火災の被害にあったため、日本などから輸出している部品等の通関手続きに遅れが生じている。この影響で、四川一汽の長春西工場について、明日8月20日と明後日21日の2日間、生産停止することを決めた。なお、8月23日の日曜日から生産を再開し、休止した2日分については月内の振替稼働を行うこととしている。これにより四川一汽の長春西工場については、「生産の遅れは出ない予定」(広報部)としている。

　トヨタ自動車としては、他工場や仕入れ先と連携、また通関については代替ルートを使うなどして、今後の生産への影響を最小限に食い止めたい考え。まずは関係者の安全を最優先に対応していくことにしている。

@CyberMagazineX
もちろん、爆発事故では、多くの方々が犠牲になっています。慎んで哀悼の意を表します。

取材・文/神領　貢(本誌編集長)