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ルックスはSUV風だけど、乗り味はジェントルなゴルフ
ゴルフ・オールトラックは14年パリサロンで発表された、ゴルフ・ヴァリアントにSUVテイストと4WDシステムを加えた派生モデルだ。ここ日本では7月21日に発表され、エントリー価格は350万円を下回る347万円に設定されている。
サイドシルと前後ホイールアーチには無塗装の樹脂モールが装着されてアクティブな印象がかもし出されている。また、バンパーにはクロームのトリムを追加。地上高は25mm増の165㎜に設定。
一方、インテリアにはロゴ入りシート&ドアシル・プレートが備わっていて他グレードにはないオリジナリティが演出されている。
メカニズムでは1.8L-TSIエンジン(180ps/28.6kg-m)が搭載されている点が目新しい。MQBプラットフォームと1.8Lエンジンの組み合わせが日本に導入されるのは、今回のオールトラックが初めて。わずか1350rpmから最大トルクを発揮するエンジンには6速DSGが組み合わされており、パドルシフトで気軽にエンジンブレーキが使えるのも朗報だ。
ちなみに、4WDシステムには前後トルク配分が100:0〜0:100まで変動する油圧ポンプ式が用いられ、当然ドライバーは何も意識せず常に安心して運転できる。
ティグアンと比べて100kg軽いオールトラックはジェンドルで滑らかな印象が強い。何より、大きなタイヤを履いているティグアンと違ってオールトラックの乗り心地はスムーズ。乗用車からの派生モデルならではの美点と言えるだろう。
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