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三菱自動車、減収減益も、「計画どおり」 期初見通し変えないが、 国内販売は目標未達の可能性大。
三菱自動車工業の第1四半期決算は、売上高5005億円、前年同期比133億円減、3%減、営業利益186億円、同124億円減、40%減だった。
世界販売台数は、前年同期比4000台増、1%増の26.2万台だった。
北米はミラージュ等の好調で、前年同期比7000台増、25%増の3.5万台。
年間見通しに変更はない。
三菱の国内販売台数は、1.8万台で前年同期比9000台減となった。販売減に歯止めがかからない状況だ。
年間売上高2兆2800億円、前年同期比5%増、営業利益1250億円、同109億円減、8%減、世界販売台数110万台、同1万台増、1%増は変えていない。
第1クオーターの計画を、もともと厳しくなりそうと考えての年間計画。上期500億円の営業利益は達成できる。それを目指してやっていく。
第1四半期186億円を受けて。
質疑応答。
売上高減少について。
31.5万台から29.4万台に卸売り台数が減った。
アウトランダーPHEVは、0.7万台減った。この影響がかなりを占める。軽自動車も減った。
第1四半期は、新型に切り替わる前のクルマの売り切りを計画していたため。
アウトランダーPHEV以外では、それほど大きなインパクトはない。
昨年2月発売のekスペースがあったが、今年はない。昨年は、激しい軽自動車販売競争で販売増えた。
国内販売テコ入れ策は?
売っているクルマの7割が軽自動車。日産と一緒に企画して切磋琢磨して売る。
PHEVを次世代自動車として戦略的に売って行こうと。しっかりやっていきたい。パジェロスポーツはタイで作っている。 商用車ベースのSUV。ASEAN、中東、オーストラリアに出している。下期に期待している。
中国市場について。
足元は実態経済が悪くなっている。7月も当初見込みよりだいぶ落ちるなぁという感じ。
三菱はタイ、インドネシアも足踏みしている。
中国とASEANは連環しているのかなというとそうではない。フィリピンは良い。
国内販売不振について聞いた。
輸入車に負けて良いと思っていない。PHEVは、輸入車からの乗り換え問い合わせある。PHEVはかなりテコ入れした。教育、トレーニングにもチカラを入れていく
軽自動車は、3月までに届出やったので、受注残なく4月に入った。前年割れだが、数字は良くなっている。軽自動車は、4月41%、5月56%、6月82%と、前年割れながら上向いているとします。それでも全需は下回っているが。
会見後に黒井常務と立ち話。
三菱の流通網維持に、頑張って欲しいと伝えた。
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