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ダイハツ工業の2015年度第1四半期 国内軽自動車販売低迷で減収減益。 新ジャンルの新製品を9月9日発表。
ダイハツ工業の2015年度第1四半期
国内軽自動車販売低迷で減収減益。
新ジャンルの新製品を9月9日発表。
ダイハツ工業の2015年度第1四半期決算は、売上高4121億円、前年同期比4%減、営業利益161億円、同35.7%減となった。減収減益。
グループCF本部の別所則英本部長。
当期の販売台数は、国内が12.8万台、前年同期比20%減、海外が10.5万台、同10%増となった。
通期予想の売上高1兆7700億円、前年同期比3%減、営業利益1000
億円、同10%減は変えていない。
別所さんは、軽自動車の落ち込みが想定以上だった。9月には新ジャンルの新製品を出すと話す。
15年度、16年度と抜本的な改革をじっくり推進している。
国内は東日本の強化、販社の経営基盤強化を図る。
海外はインドネシア、マレーシア強化、トヨタとの協業。中国ビジネスの育成などをあげている。
久留米開発センターでの開発力を高めていくとする。通期国内軽自動車63万台目指す。
質疑応答。
軽自動車が全需以上に落ち込んでいるが?
昨年度のシェア32.1%から31.2%に落としたが、ほぼ想定内かな。増税とエコカー減税見直しが大きい。
1000億円の営業利益については、9月9日に新製品を出す。軽トラック、特装車、福祉車両まで、ワイドフルラインナップで、ダイハツに来れば、軽自動車ならなんでもある態勢をとる。
計画の線でやれている。
インドネシアについて。
市場環境は減速基調。極めて厳しい。商品強化で需要喚起する。グランマックスが小口輸送向けに好調。第1四半期の88%だが、年間では前年並みの18万台やる。
対前年で、軽自動車の状況は厳しかった。
第1四半期は、今年度計画の63万台にちょっと厳しいが、オンピッチでやれている。
昨年度よりは220万台実績。今年の第1四半期は190万台の年間想定よりも悪い。
一台一台をしっかり乗ってもらう。
国内販社の経営基盤強化について。
保有900万台を早い時期に1000万台にしたい。代替え促進をやる。他社に取られないようにやる。他社から取る。
各社当たり前のことを言ってますね。
バリューチェーンを上げると言いますが、要はお客様当たり付加価値をあげて儲けたいと言っているわけです。
保有1000万台はいつか?
2020年までに持っていきたい。
海外事業について。
ダイハツは軽自動車の2015年度の全需見込み190万台、前年同期比87%に対して、年度計画63万台、同92%の計画。
これに対して、第1四半期は12.8万台、80%にとどまった。
マガジンX9月号では、8日発表と書いていますが、9月9日発表のCASTがどのくらい売れるかが、今年のダイハツの業績を大きく左右しそうですね。
会見後のぶら下がりで、別所さんに訊ねる。
キャストを9月9日に発表するとして、販社の営業強化、ショールーム改装はまだまだ。2回目の車検をキッチリ取っていく態勢も弱い!
一朝一夕ではいかないが、その点はしっかりやっていかないといけないと話してくださいました。
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