エクストレイルHVと星野朝子国内販売専任役員をお披露目　「やっちゃえ精神」でブランド向上に取組む(by　片桐副社長)

日産自動車(以下日産)は、2013年末に発売したSUVエクストレイルにハイブリッド車を新たに追加。マスコミ向けに発表会とテストコースでのミニ試乗会を開催した。

冒頭、同社の片桐隆夫副社長は、「2015年は2016年の新製品投入に向けての基盤固めの年。ブランドイメージ向上の取り組みに思い切って挑戦する「やっちゃえ精神」でいく。2016年度には自動運転機能搭載車を日本市場に投入する」などと国内販売回復への決意を語った。

これまで空席の国内販売専任となった星野朝子専務執行役員も「三代目のエクストレイルは、先進技術とタフギアを両立して2013年末に登場した。安全装備の充実も特筆すべき。HVには全車自動ブレーキを搭載した。免税の環境性能も高い。発売以来、国内で7万台を販売した」と拡販への手応えを口にした。

イベント終了後、 星野専務と話す。「日産は日本発の会社なのに、日本への取り組みが少し弱いと感じる」の記者の質問に対して、星野さんは、「そのためにブランド力をあげていきます」と静かな口調ながら強い意志を示したものだ。具体策はこれからということだが、星野さんの手腕に期待しよう。