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ネクスコ東日本廣瀬社長、 ナンバリング「早く決めてもらいたい」
ネクスコ東日本廣瀬社長、
ナンバリング「早く決めてもらいたい」
東北道那須高原SAでバイオマス発電開始
ポケモンが高速道路上に出現しないよう関係者に申し入れ。
休日割引拡大について「否定はしていない」
ナンバリング「早く決めてもらいたい」
インバウンド向けの周遊割引「継続は力なり」
ネクスコ東日本社長会見。
東北自動車道那須高原SAで4月からバイオマスガス発電を実用化すると発表した。
これまでバイオマスの9割を堆肥やチップ材として使ってきたが、これを熱分解によりガス化、発電エネルギーとして活用する。当面はSA内のトイレや駐車場の照明電源に利用としている。
廣瀬社長は、「他の場所での展開も検討したい。このプラントは水分の多い草が混入していても使える。国内の恒久施設としては初めて」としている。
「直接燃やさず、外部から蒸し焼きにするため、ダイオキシンも発生しない。バイオマス発電実用化の知見を蓄積し、さらなる実用化を促進したい」と話す。加えて廣瀬社長は、「稼働率を上げたい。4000立方メートルを増やしたい。10万立方メートルのうち、関東地区で8万立方メートルある。まずは6000から8000立方メートルに増やしたい。発電効率も上げたい」とした。
6月の通行台数は、前年同月比2.6%増の281万台。通行料金収入は同3.1%増の651億円だった。SA、PAの売上げ高は同1.0%減の100億4300万円。物販は好調だったが、燃料販売が昨年に比べた単価安により減少した。
お盆期間の渋滞は、13日が下り、14日が上りで多く発生すると見込まれている。
東北道岩舟JCTは、3月に登坂車線の運用を開始。GWに渋滞は発生しなかった。お盆期間も渋滞は発生しないと予想されている。なお、アクアラインは近年、交通量が増加しており、渋滞が予測される。
質疑応答。
ポケモンによる事故については、現状ありませんとのことです。ポケモントレーナー向けに啓発活動を行っている。任天堂ほかにポケモンが出現しないよう措置を講じるよう申し入れた。「要請文を受領した。対応について検討中です」との返事が来ている。一週間程度経過しているとのこと。
なぜ那須高原SAなのか?
那須高原SAでは、緑化資材プラントがもともとあった。
潮来、桜土浦、富岡ICに緑化プラントがあるが、次は決めていない。投資額は約7億円を那須高原SAに投じた。那須高原SAにおける年間の廃棄物処理料は一億円かかる。バイオマス発電事業も同程度のコストで見合っている。
研究体制について。
さらなる改良については、共同研究の相手と検討していく。
海外については、業界全体の問題。インドの経済成長は年率7%程度。資金力が乏しいので、ファイナンスをどうリンクした形でやっていくのか。慎重に見ていきたい。インドは大きな潜在力がある。基本はインド中心にやっていきたい。チャンスがあれば。
記者が質問した。
ナンバリングの問題。
道路会社としては、2020年オリンピックに向けて時間がない、早く決めてもらわないと。件数が多い。
年末など休日割引の拡大について。
現段階では検討していない。意見があるのは承知している。否定はしていない。やるとも言っていない。
インバウンド向けの周遊パッケージについては継続的にやっていく方向。継続は力なり、とした。
なんとなく煮え切らない答だった。
明るく健康的な職場環境作り活動について、名前を募集してE-Shokubaづくり運動と改名した。労働時間の短縮、健康保持増進支援、メンタルヘルス、ハラスメント防止などをしっかりやっていく。
ESは従業員満足と東日本のEを掛けているとのことだ。
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