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年後半の国内新車販売、ホンダ、ニッサン、マツダの巻き返しなるか!?

2016.8.5

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昨日のトヨタ自動車の発表で、国内自動車メーカー7社の第1四半期決算が出揃いました。すべてに参加しました。増収は北米での販売好調が続く富士重工だけで、
http://mag-x.com/news/10794.html
営業増益はホンダとスズキのみでした。期初の業績予想を上方に見直した会社はありませんでした。総じて販売台数はまずまずですが、為替の円高分を資材安やコスト削減で吸収し切れなかった構図です。
自動化、電動化、繋がる化で将来の優位性を保つための研究開発費、設備投資費用も大きな負担となっています。各社とも地産地消を進めてはいますが、国内での雇用を維持するためには、いままで以上の開発と生産の海外移転は難しい。
合従連衡が促進されそうです。

国内の自動車販売は、7月までの累計で登録車が前年並み、軽自動車は悪かった昨年からさらに率で二桁減です。軽自動車については、スズキが決算会見で説明したように、増税もさることながら、お行儀の悪い売り方を自粛したり、一昨年、需要の先食いをした副作用が未だ癒えていないことが大きいと考えられます。
こうした状況から、今年暦年では登録車と軽自動車の合計で新車販売は500万台に届かない可能性が高まっています。
登録車はトヨタとスズキ、ベンツ、BMWは前年超え、ニッサン、マツダは前年割れです。ホンダとニッサンはフリード、セレナで後半に巻き返しを図ります。

http://www.jada.or.jp/contents/data/hanbai/maker.html
http://www.zenkeijikyo.or.jp/topics/index_topics.html


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