News
ダイハツ、マレーシアで新型Aセグメントセダン「BEZZA(べザ)」を発売
ダイハツ工業と、マレーシアでの自動車生産・販売の現地合弁会社 プロドゥアは、新しい国民車として、小型乗用車「べザ」を発売した。
「べザ」は2014年に発売した「アジア」に続くプロドゥア構造改革第2弾の商品であり、ダイハツが日本で培ってきた軽自動車の技術やノウハウをもとに開発したグローバルAセグメントプラットフォームの活用に加え、プロドゥアが初めてスタイリング/アッパーボデーの開発を担当した。
「ベザ」は、マレーシアで高いニーズのある500リットルの大容量トランクをコンパクトなボディに装備した同国初のAセグメントセダンであり、新ジャンル商品として新たな市場を開拓するべく開発したという。
また、日本の軽で実績のあるeco IDLE(アイドリングストップシステム)を国民車として初めて搭載したことなどにより、同国ガソリン車 No.1の高い燃費性能を有し、同国のエコカー政策であるEEV(Energy Efficient Vehicle)政策に適合しているそうだ。
新型車の生産に併せ、ダイハツが日本で培った生産コンセプト「SSC(シンプル・スリム・コンパクト)」のノウハウを展開した新エンジン工場である、ダイハツ・プロドゥア・エンジン・マニュファクチャリングの稼動を開始した。DPEMでは、同国で初めて、アセアン向け次世代エンジン「1NR-VEエンジン(1.3L)」を生産し、「ベザ」に搭載する。
【主な特長】
1・パッケージ :最大容量500Lを超える大容量トランク、分割可倒リヤシート
2・高い環境性能:マレーシアガソリン車No.1であり、EEV政策に適合する22.8km/Lの高い燃費性能(新型エンジン、eco IDLEを採用)
3・高い経済性 :お求めやすい価格(マレー半島小売価格 37,300RM~50,800RM約99万円~約135万円)
4・安全性能 :アセアンNCAP最高ランクの☆5つ(最上級グレード)の高い安全性
5・基本性能 :高い静粛性、1.3Lエンジンによる高い加速性能及び中高速時の操縦性
【主要諸元】
駆動方式:FF
エンジン:1KR-VE (1.0L(998cc))/ 1NR-VE (1.3L(1,329cc))
トランスミッション:5MT/4AT
乗員定員(名):5
全長×全幅×全高(mm):4,150 x 1,620 x 1,510
【目標販売台数】7,600台/月
【車名の由来】マレーシア語で「従来と違う」の造語
・これまでにない、新市場を開拓する商品であることに加え、プロドゥアが初めてスタイリング・アッパーボデー開発を担当する、従来とは違う開発を行ってきたことを表現。
前の記事: << 富士重工業、レガシィ、BRZの改善対策について
現在の記事: 『ダイハツ、マレーシアで新型Aセグメントセダン「BEZZA(べザ)」を発売』
次の記事: TOYOTA GAZOO Racing、WEC第4戦ニュルブルクリンク6時間 無念の5位、6位フィニッシュ >>