News
乾燥剤未入のエアバッグ 全部リコール指示の真実
2016.5.11
国交省が乾燥剤が入っていないエアバッグの改修を指示したとの一部報道について、三菱自動車の 会見前に取材した。
自動車メーカー10社が原因究明を委託していた研究所が、硝酸アンモニウムが水分を含むことで爆発力が増すとの中間報告を出していた。
当局はアメリカの動きに同調したというよりは、
「乾燥剤なしのものについて、リコールが拡大する可能性がある。改修を検討するよう指示した」【国交省関係者】のが真実。
ただ、当局からメーカーに「検討を指示」されて、知らんぷりすることはない。したがって、現状リコールされていない乾燥剤なしのエアバッグも遠からずリコールになると思われる。
マガジンX編集長 神領 貢
前の記事: << 相川社長、自工会副会長辞任認める 益子会長、型式指定制度の前提覆して申し訳ない
現在の記事: 『乾燥剤未入のエアバッグ 全部リコール指示の真実』