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相川社長、自工会副会長辞任認める 益子会長、型式指定制度の前提覆して申し訳ない

2016.5.11

重工、銀行、商事の三菱3社に
キャッシュ求めないが人材を求める

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三菱自動車記者会見の冒頭、益子会長から一連の騒動について陳謝があった。
質疑応答。
これまで相川社長に会見を委ねたが、今日は益子会長がでた。
社内調査にある程度がメドがたったので、本日は益子会長が出席する。
現場については、再発防止に努める。まだまだやることがたくさんあると痛感した。
知らなかったという事で、経営の責任を免れるとは思っていない。

質疑応答です。
これまで相川社長に会見を委ねたが、今日は益子会長がでた。
社内調査にある程度がメドがたったので、本日は益子会長が出席する。
現場については、再発防止に努める。まだまだやることがたくさんあると痛感した。
知らなかったという事で、経営の責任を免れるとは思っていない。
会社の将来を安定させるのも経営責任。残りの会社生活の結果をみて評価してもらいたい。

燃費目標が五回にわたって引き上げられたのは、実現困難性を認識していたのではないか。
通常、役員の会議に上がった時点では、極めて実務レベルにフォーカスされている点は上がってこない。
軽自動車4車種を除いて、他のモデルは届け出値と差がない値がでている。販売停止はない。

三菱グループからの支援については、何かをお願いする状況ではない。補償金の金額はまだ分からないが、自分たちでマネジメントできると考える。2016年度の決算でハッキリするが、キャッシュはやっていける。軽自動車は国内販売の4割を占める。販売店、ユーザーに取っても大切。撤退の考えはない。

現行の生産停止は三菱独自の判断。国交省から指示はない。
一部業務委託先である完全子会社である三菱自動車エンジニアリングと三菱自動車開発部門とのコミュニケーションが十分でなかった。
過去に遡って事実を調べている。
RVRで机上計算が疑われる。他のクルマについても同様の点検している。

三菱グループからの支援については、何かをお願いする状況ではない。補償金の金額はまだ分からないが、自分たちでマネジメントできると考える。2016年度の決算でハッキリするが、キャッシュはやっていける。軽自動車は国内販売の4割を占める。販売店、ユーザーに取っても大切。撤退の考えはない。

国交省は組織的にやらねば、不正はできないとしているが?
知らなかったということで、責任を逃れることはない。経営の問題として重く受け止めている。
達成が困難の認識はない。「出来る」の認識で開発していた。
業務委託の内容は、本来、性能実験部がやるべきだが、MAEでやってもらった。

メーカーの届け出データを信頼することで成り立っている日本の型式指定制度の前提を覆してしまったことについて質問した。

「真摯に受け止めている。申し訳ない」と益子会長は改めて陳謝した。

また自工会副会長職についても、相川社長は「辞任の意向を伝えた」と認めた。

マガジンX編集長 神領 貢


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