道を選ばない特別なGクラス登場

メルセデスベンツが2014年に発売したG63 AMG・6×6の高い走破性を保ったまま、より扱いやすいG500・4×4-2（フォーバイフォー・スクエアード。2の表記は二乗）が登場した。国内では5月31日まで期間限定で販売される。税込み価格は3510.0万円。

「Gクラスは一般的なSUVと違ってラダーフレームを持ち、3つのデフロックも備えた本格オフローダーだ」と説明したのは、Gクラス総括責任者のグンナー・グーテンケさん。今回の報道発表会のために来日したというが、Gクラスにとって日本が重要なマーケットであることを感じさせる演出だった。
既存のGクラスと違って4×4-2は最低地上高が460mmに高められ、水深1mの所にも入っていける（Gクラス標準の最低地上高は235mm、渡河深度は600mm）。

搭載エンジンは4L-V8ツインターボで、421ps／32.2kg-mを誇る。最高速は6×6よりも速い210km/hに達するが、安定した走りを実現するために2本のスプリングとダンパーストラットを平行に装備。一組は固定された減衰特性で、もう一組には電子制御の可変ダンパーがおごられる。

なお、日本記念日協会の認定を受けて4月4日は「四輪駆動の日」として制定＆登録された。