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三菱自動車、 水島製作所の土壌調査についてコメント
三菱自動車水島製作所(岡山県倉敷市水島海岸通一丁目1番地)に於いて、2016年1月に発生した暖房機用埋設配管からの重油の漏洩に伴い、漏洩箇所周辺エリアの土壌及び地下水の汚染状況を自主調査した結果、土壌溶出基準値を超過する濃度のベンゼンが検出されたという。
その結果を岡山県条例に基づき倉敷市へ届け出をした。今後、倉敷市の指導の下、法令等に基づき適切な対策を講じていくという。
詳細は以下の通り。
1. | 調査の内容および結果 |
当該調査エリアにおいて、2016年2月より重油の漏洩に関しての土壌及び地下水調査を実施したが、漏洩地点において、ベンゼンが、土壌汚染対策法に規定する土壌溶出基準値を超過していた。その他の項目については土壌・地下水ともに全て基準値内だった。 尚、重油漏洩ならびにその漏洩に伴うベンゼンの汚染は、漏洩箇所付近に限られ、敷地外への拡散はしていない。 |
特定有害物質名 | 土壌溶出量 基準 | 測定結果 最大値 | 超過地点数 /調査地点数 |
ベンゼン | 0.01mg/L以下 | 0.034mg/L(3.4倍) | 1/17 |
注:( )内は土壌溶出量基準に対する倍率
2. | 調査地点における汚染の原因 |
2016年1月26日、当社水島製作所敷地内で発生した暖房機用埋設配管からの重油漏洩により、ベンゼンを含む重油が土壌内へ漏洩したことが原因。 |
3. | 今後の対応 |
現在、倉敷市による指導の下、汚染土壌除去等の浄化対策を実施している。今後も倉敷市の指導のもと、適切な対策を実施していく。 |
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