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クラリティ市販第一号車を経産省に納車!
クラリティ市販第一号車を経産省に納車!
3月17日、経産省内で、ホンダクラリティ フューエルセルの市販第一号車の納車式が行われた。挨拶に立ったホンダの八郷社長八以下のように語った。
水素社会の実現に向けて経産省主導のもと、官民一体で取り組んでいる。クラリティの市販第一号車を納車できる。不便になるようなことはないと自信を持ってお納めできる。本日の電気もクラリティから給電している。
FCVの普及と水素社会実現に向けてがんばっていく。
クラリティ開発責任者の清水潔さんは、
従来は燃料電池システム、FCスタックを床の下に入れていた。これを従来モデルから33%小型化した。これによりボンネット内にFCスタックを収めることができた、と話した。
星野剛士大臣政務官は次のように語った。
自らハンドルを握らせていただいた。感動しました。ホンダのクルマ握らせてかける情熱を感じた。加速も素晴らしいし、滑らか。力強さもしっかりと伝わってくる。
政府としても水素社会を1日でも早く実現したい。2020年には約4万台分の水素ステーションを作る。世界を一歩リードできたのではないかと思っている。これからも政府として一歩一歩力強く、クラリティのように滑らかな加速で進んでいきたい。
以下は納車式後の八郷社長ぶら下がり。
1年半後をメドくらいに個人の方に直接販売したい。確実に数を揃えていくことをやっていく。スタックは数を作るのに時間がかかる。大量生産に近い形を作る。2020年に向けてのGMと開発している次のFCVに向けて、まずはコストを下げていく。
GMとバラバラにやるよりは、共同でやっていくのが大事でしょうね。最終的に日本とアメリカどちらの市場が、FCVを望むかでしょうね。
大掛かりでない水素ステーションの普及を図ったりしながら、やっていく。
タカタエアバッグについて。
真の原因を解明することが最優先。完全な原因究明ができるのか、2から3カ月後に結果は出る。
今回の組織変更は、ホンダの商品として訴求にグローバルでやっていくために、研究所の開発現場で陣頭指揮をとる。本社側はシンプルにする。
春闘について。
不透明感があるし、課題もまだまだある。すごくよかったなという実感がないので、潮目が変わったとまでは思っていない。
メガサプライヤーを意識して仕事を増やすのではなくて、ウインウインでやっていく。系列サプライヤーとも課題があれば一緒に取り組んで行こうといっている。自主性を重んじる。
記者は最後にアサコさん対決を聞いた。
八郷さんは、鈴木麻子さんのカラーが出るのは少し時間がかかるかもしれないけど、しっかりやってくれると思う。本人にも伝えておきますよ。応援してくださいね、でお開きとなった。
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