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来年度の新規直轄道路建設15カ所が事実上決定!? 総事業費1兆円に迫る!
来年度、政府直轄道路新規15カ所が事実上決定!
本日、午前、国交省内で社会資本整備審議会道路分科会が開催された。平成28年度予算が国会で承認された段階で、執行が予定されている国の予算で建設される直轄道路候補を審議するためだ。だが、「候補」と言っても、記者はかつて「候補」が道路分科会に諮られた時点で、「落選」するのをみたことがない。事実上、以下の直轄道路の建設が決まったことになる。
直轄道路の新規事業候補箇所は以下のとおり。
●北海道国道5号 倶知安余市道路 11.5km 事業費420億円
●北海道国道236号 大樹広尾道路 15.1km 同200億円
●石川県国道470号 田鶴浜七尾道路 3.4km 同95億円
●兵庫県国道483号 豊岡道路 2.0km 同130億円
●島根県国道9号 福光・浅利道路 6.5km 同290億円
●山口県国道491号 俵山・豊田道路 13.9km 同570億円
●宮崎県・鹿児島県 国道220号 日南・志布志道路 6.9km 同225億円
●宮城県国道4号 大衡道路 4.5km 同80億円
●埼玉県国道17号 新大宮上尾道路 8.0km 同2000億円
●山梨県国道20号 新山梨環状道路 2.0km 同230億円
●静岡県国道1号 藤枝バイパス 10.7km 同300億円
●愛知県国道247号 西知多道路 2.0km 同285億円
●兵庫県国道2号 大阪湾岸道路西伸部 14.5km 同5000億円
●長崎県国道34号 新日見トンネル 1.6km 同45億円
●大分県国道210号 横瀬拡幅 1.5km 同50億円
以上15カ所で、事業合計金額は9920億円にのぼる。せっかく作るのだから有効活用してほしいものだ。また、本日の道路分科会では、暫定2車線路の4車線化について、速度低下、事故多発、積雪防災等の観点から早期に実施できるよう優先順位をつけるための基準の見直しについても議論された。すべての建設費は税金で賄われる。
森道路局長は冒頭「生産性革命の議論を始めた」と話した。
取材・文/神領 貢)マガジンX編集長)
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