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出光興産、特別損失の計上及び業績予想の修正

2016.2.8

 

出光興産は下記のとおり、特別損失を計上するとともに、最近の業績の動向等をふまえ、平成27年11月4日に公表した平成28年3月期(平成27年4月1日~平成28年3月31日)の業績予想を修正した。

 

1. 資源事業における特別損失の計上について

当社は、昨年後半の原油価格の下落による石油開発事業の収益性への影響を確認した結果、北海及びベトナム沖の石油開発事業で、一部の油田の生産設備のうち回収の見込めない約243億円を固定資産の減損損失として、平成28年3月期第3四半期連結決算において計上。

なお、この特別損失の計上に伴い、平成28年3月期第3四半期個別決算において、関係会社株式評価損約121億円を特別損失に計上する。

2. 平成28年3月期の連結業績予想数値の修正(平成27年4月1日~平成28年3月31日)(単位:百万円、円)

 

 

売 上 高

(百万円)

営業利益

(百万円)

経常利益

(百万円)

親会社株主に

帰属する

当期純利益

(百万円)

1株当たり

当期純利益

(円)

前回発表予想(A)

4,090,000

40,000

39,000

28,000

175.05

 

今回修正予想(B)

3,750,000

3,000

2,000

▲13,000

▲81.27

 

増減額(B-A)

▲340,000

▲37,000

▲37,000

▲41,000

 

増減率(%)

▲8.3%

▲92.5%

▲94.9%

 

(参考)前期実績 (平成27年3月期)

4,629,732

▲104,798

▲107,618

▲137,958

▲862.50

 

            

 

3. 業績予想修正の理由

売上高は、原油価格の下落等を見込んだことにより、前回発表予想から減収となる見通し。

営業利益及び経常利益は、原油価格の大幅な下落による在庫評価損の増加(前回予想▲430億円、今回予想▲800億円)により、前回発表予想から減益となる見通し。親会社株主に帰属する当期純利益は、上記に加えて1.に記載の特別損失の計上などにより減益となる見通し。

前提条件(単位:ドル/バレル、ドル/トン、円/ドル)

 

前回予想

今回予想

増減

原油価格(ドバイ原油)

52.8

46.7

▲6.1

 

ナフサ価格

495

489

▲6

 

為替レート

121.4

122.0

+0.6

 

       

 

4. 配当予想

当期の期末配当金は1株当たり25円を予定しており、前回予想からの変更はない。

※ 上記の業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合がある。

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