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日産横浜工場からJ-オイルミルズ横浜工場への蒸気供給の開始
2016.2.8
日産とJ-オイルミルズと、東京ガスの100%出資子会社である東京ガスエンジニアリングソリューションズは、日産自動車横浜工場に設置するコージェネレーションシステムの廃熱を回収してつくった蒸気を、J-オイルミルズ横浜工場に供給する蒸気・給水配管の建設を完了し、2月1日より蒸気と電気の供給を開始すると伴に、竣工式を行った。
この取組みは、横浜市地球温暖化対策実行計画及び成長分の育成ビジョンにおける「京浜臨海部の企業の連携によるエネルギー融通」を実現するものであり、日産自動車横浜工場に設置したコージェネの蒸気を、熱需要の大きいJ-オイルミルズへ供給し、コージェネの効率を最大化すると伴に、分散型エネルギーシステムを面的利用することで、約3%の省エネルギー(原油換算1,400kL/年)と約6%のCO2排出量の削減(5,700t- CO2/年)を図るもの。
業種が異なり、かつ敷地も異なる企業の工場間において、蒸気を融通することでコージェネの効率を向上し、省エネとCO2削減を実現する取組みは、東京ガス管内では初めて。
日産自動車、J-オイルミルズ、東京ガス、TGESの各社と、横浜市は、今後も、それぞれエネルギーの面的利用やコージェネレーションの活用などによる、さらなる省エネ、CO2削減を図っていくという。
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