日産がe-NV200出荷式を実施

6月に国内発表されたe-NV200の発売に際して追浜工場で出荷式が行われた。

片桐隆夫・副社長は「業界の垣根を越えて充電インフラの整備が進んでいる。15年3月末には全国の急速充電器が6000基に達する予定で、これは大手ハンバーガーチェーンの店舗数を上回る」として、インフラ整備を心配する声の払拭を図った。「初期受注は（月販目標台数に相当する）500台で、60％が法人。個人名義で購入しているユーザーもビジネスユースが多いのではないか」（片桐副社長・談）という。

e-NV200はスペイン・バルセロナ工場で生産され、国内では輸入車として販売される。追浜工場は陸揚げされた車両の最終チェックを行う役割を果たし、ボディ塗装の仕上げも念入りに検査。

なお、出荷式には日本郵便やDHLの担当者、横須賀市長など、いち早く同車の導入を決めた関係者も出席し、納車後に想定している使い方などをアピールした。