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日産自動車、「省エネ大賞・省エネルギーセンター会長賞」を受賞

2016.1.20

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日産は19日、一般財団法人省エネルギーセンター主催(経済産業省後援)の「省エネ大賞」において、同社の「新しいエネルギー診断チーム(NESCO: Nissan Energy Saving Collaboration)による全社省エネ活動」が省エネルギーセンター会長賞を受賞したと発表した。

 

「省エネ大賞」とは、優れた省エネ活動事例や技術開発等による先進型省エネ製品等を表彰し、省エネルギー意識の浸透、省エネルギー製品の普及促進等に寄与することを目的とするもので、広く優秀な事例を数多く表彰している。

 

NESCOチームは、横断的に各生産工場の省エネ診断を行い、エネルギーの使われ方を目で見てわかるようにしてロスを特定し、改善点を提案する専門チームです。日本で培った省エネのノウハウを基に、育成プログラムを開発、グローバルトレーニングセンターを開設して、海外の4チーム、国内の7チームが省エネに取り組んでいる。

 

NESCOチームの成果は、塗装工程における電着オーブン脱臭炉の低温化によるガス使用量の削減、連続浸炭炉の冷却工程の最適化によるヒーターとファンの電力削減等、多数であり、これにより、CO2の削減量は、2014年度はグローバルで約58,000トン/年、日本国内で約11,000トン/年(原油換算で約6,500kℓ/年)、の効果を上げている。また、近年ではルノーとのアライアンス活動の一環として、ルノーのCO2削減にも取り組んでいる。

 

今回の「省エネルギーセンター会長賞」受賞は、これらのNESCOチームの省エネ活動が評価されたもの。

 

なお省エネ大賞の授賞式は1月27日、東京ビッグサイト「ENEX2016」にて行われる予定だ。


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