20周年、40回目を迎えたトヨタロビーコンサート。

今回でスタートから20周年、40回目を迎えた「トヨタロビーコンサート」。トヨタ東京本社の1Fロビーに、毎回、気鋭のミュージシャンやアーティストを招いてコンサートを開催。地域住民の方々を招待している。トヨタ自動車の従業員の手づくりで運営されている。40回目となる今回は、12月17日の夜に行われた。出演は、アンサンブル プラネタ、朝倉さや、そして木村弓with中川俊郎の皆さん。会場にはたくさんのお客様が来場し、岩手県の県産品の即売やペットボトルキャップや使用済みインクカートリッジ、書き損じ葉書などの回収により、発展途上国などへの支援活動も行われた。

公演後に出演者の皆さんに感想を聞いた。

アンサンブル・プラネタさん。

「また今年も歌えてありがとうございました。年末の忙しい時期に、心を傾けて聞いていただける。観客の皆様と交流を感じながら歌えた。続けていくことの大変さ、その方がいなかったらできない。その力を感じて歌いました。目には見えない、カタチには見えないけど共有できる音楽のパワーを感じていただけたら幸せです」。
木村弓さん。

「外が寒いので気をつけて帰って欲しい。今年、体調を崩していたが、だいぶ元気になって嬉しい年でした。今日はステキなロビーのコンサートで、楽しく歌わせていただけました。会社ぐるみの活動が素晴らしいと思います。皆さんに喜んでいただけて嬉しかったです」。
中川敏郎さん。
「依然、クルマのCMをやらせていただきました。昔のレクサスのCMを作りました。ロサンゼルスに録音に行った。トヨタロビーコンサートは歴史のあるコンサートです。ありがとうございました」。
朝倉さやさん。
「いつもロビーとして使われている場所がコンサート会場になって歌を歌う貴重な経験できました。んだね！ 東北のみんなも一生懸命活動してる。皆さんにも関心を持ってもらえる。東北出身なので歌えて良かったです。来年はもっと飛躍の一年にしたいと思います。ありがとうございました」。

記者もこの活動を見守っていきたいと思っています。

取材・文・写真/神領　貢(マガジンX編集長)