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石油元売り首位のJXホールディングスと3位の東燃ゼネラル石油、経営統合で基本合意書を締結

2015.12.3

 

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JXホールディングス株式会社(以下「JXHD」)と東燃ゼネラル石油株式会社(以下「東燃ゼネラル」)は、2017年4月を目処に両社グループの経営統合を目指すことについて、12月3日、基本合意書を締結した。

 

今後、両社は、相互信頼と対等の精神に則って、統合に向けた詳細な検討と協議を進め、2016年8月を目処に、経営統合に関する最終契約(以下「経営統合本契約」)を締結する予定。

 

経営統合の目的

両社は、経営統合を行うことにより、持株会社の下に、強靭な企業集団(以下「新会社グループ」)を構築し、もって、国際的な競争力を有するアジア有数の総合エネルギー・資源・素材企業グループとして発展し、持続可能で活力ある経済・社会の発展に貢献することを目指すことについて合意した。

 

両社は、今後、基本合意書の定めに従い、誠実に協議し、経営統合の実現に向けた最善の努力を行います。なお、かかる最善の努力の対象には、各国の競争法上必要とされる手続も含まれている。

 

こうした目的を達成すべく、両社は、資本効率を重視した投資・ポートフォリオ戦略を実施できる経営体制を構築する。また、新会社グループにおけるエネルギー事業(以下「統合エネルギー事業」)においては、安全・安定操業および安定供給を前提に、徹底的な事業変革を早期に実行することによって事業基盤をより強固なものにするとともに、次世代の柱となる事業を育成・拡大できる体制を確立するという。

 

経営統合の基本方針

両社は、経営統合の目的を達成しその効果を最大限に発現するため、以下の基本方針に基づき、経営統合の検討を行う。

(1) 公平公正かつ対等の精神に則り、相互に誠意をもって本経営統合を進めるべく最善の努力を行う。

(2) 両社グループのこれまでの経営管理手法、組織体制などにとらわれず、ゼロベースでこれらについて検討する。

(3) 両社グループの有する総合的な事業遂行能力、多様なポートフォリオおよび将来性のある新規事業ならびに効率的な経営・事業管理・製油所操業に係る手法などの強みを結集する。

(4) お客様やビジネスパートナーなどの方々との間で、長年にわたり培った信頼を大切にし、必要とされ選んでいただける企業であり続けるため、皆さまに支持していただける経営統合を実現する。


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