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北米LAショーちら見
11月18日、北米LAショーが報道陣に公開されて各社が新型車を発表するなど、会見が行われた。その中から、いくつかのクルマを紹介する。
1966年に発表されて以来、50年を経て復活を遂げたフィアット124スパイダー。会見で公言はされなかったが、マツダ・ロードスターがベースになっていてOEM供給されるクルマだ。ただ、完全な兄弟車ではなく、エンジンには1.4Lマルチエアターボ(160hp)が搭載されていて、会見でも「イタリア製エンジン」が強調された。
サイオンC-HRは名前からもわかるように、欧州、日本で公開されたC-HRコンセプトと同じもので、北米ではサイオン・ブランドでの販売を告知。赤ボディ&黒ルーフに変更されている。
年産40万台へと北米工場の生産規模を拡大して次期インプレッサの量産を現地で行うことも発表した富士重工。東京ショーでの5ドア披露に続き、北米では4ドアのコンセプトモデルが公開された。
マガジンXでもスクープしたセントラ(日本名シルフィ)のビッグ・マイナーチェンジ版。Vモーショングリルとブーメラン型ポジションランプが採用されている。マキシマとアルティマの改良を含め、日産にとって今年は「セダンの年」だった。
キア・スポルテージは北米にある開発拠点でテストを繰り返したことがアピールされ、擬装姿でステージに現れた後、そのマスキングが剥がされて披露されるというユニークな演出が採用されていた。
マイナーチェンジでダイナミック・シールドが用いられたアウトランダースポーツ(日本名RVR)。見てのとおり、バンパーやグリルが変更されてアウトランダーと同じ顔つきに変わった。国内発表は16年夏の予定(スクープ班調べ)。
商品プレゼンテーションの前に、数分にわたって排ガス問題についての説明があったVWの会見。現地法人のマイケル・ホーン社長は「謝罪しても仕切れない」と語ったが、見てのとおり、会見後には記者が押しかける一幕も。
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