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トヨタ、米国サンフランシスコで持続的なモビリティ社会に向けたビジネスプランコンテストを開催
トヨタ自動車は、現地11月13日、米国カリフォルニア州サンフランシスコ市で、新しいクルマづくりや楽しみ方につながるビジネスプランを競うイベント「Toyota Onramp 2015」を開催した。予選イベントにはシリコンバレーのベンチャー企業、起業家などからなる40チーム以上が参加し、予選を通過した10チームが当日の本選に挑んだ。
本イベントは昨年に引き続き、オープンイノベーションという手法を取り、業界やトヨタの枠組みや考え方を超えて従来にない新しい知見や発想を幅広く取り入れ、更に革新的な商品・サービスを見出すことを目的としている。昨年12月には、新しいクルマの楽しみ方について外部のアイデアを募るべく、「つながる」クルマのアプリ開発イベントを開催した。
本年は各参加者が、持続的なモビリティ社会構築に向け、パーソナルモビリティ「TOYOTA i-ROAD」を用いて、サンフランシスコ地区の都市交通システムが抱える課題を解決するためのビジネスプランを提案した。同地区では人口増加に伴い慢性的に渋滞が発生するとともに、街中で駐車場を見つけることが難しいなど、車両増加に伴う課題を抱えている。
審査の結果、以下の通り3チームが入賞した。優勝チームは今後、トヨタと共に提案プランの実現性を検証することになった。
| チーム名 | 提案内容 | 賞金 |
優勝 | Jason Weiner | 利用者に応じて車両設定を変更し、免許のない学生でも 利用できるスクーターモードや、高齢者により充実した 移動の機会を提供する電動車モードを設定。様々な層の利用者 に移動の自由を提供 | 15,000ドル |
準優勝 | Dryvve | オンデマンドレンタカーとオンデマンド駐車を組み合わせた、 需要に柔軟に対応できる革新的なモビリティサービス | 3,000ドル |
3位 | Car-on-Demand | 半自動で必要な時にi-ROADを配車、回収。利用者の手を 煩わせず、利用率を大幅向上 | 2,000ドル |
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