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横浜ゴム、長野工場統合に向け長野豊丘工場で新建屋の鍬入れ式開催

2015.11.4

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タイヤでおなじみの横浜ゴムは、建設機械用油圧ホース、自動車用ホースの世界的トップメーカーの1社でもある。日本に加え、米国、メキシコ、中国、台湾、タイに生産拠点を置き、建設機械メーカー、自動車メーカーなどへのOEM供給、世界各国での補修向け販売など幅広く事業を展開している。

 

横浜ゴムは、建設機械用油圧ホース、自動車用ホースなどを中心とするホース配管事業について、ホース生産を茨城工場(茨城県)、金属継ぎ手の生産ならびにホースと金属継ぎ手のアッセンブリーを長野工場で行っている。しかし長野工場は金属継ぎ手の生産を長野高森工場、ホースと金属継ぎ手のアッセンブリーを長野豊丘工場と2工場に分れて行っているため、横浜ゴムは今年7月、長野豊丘工場内に長野高森工場を移転する形で両工場を統合する計画を発表した。すでに今年上半期までに長野豊丘工場隣接地の取得を終えており、これまで新建屋建設に向け整地・地盤改良工事を進めてきた。

 

このほど横浜ゴムは、ホース配管事業強化の一環として実施する長野工場(長野県)統合に向け、10月30日、長野豊丘工場で新建屋の鍬入れ式を開催した。新建屋は2016年11月に竣工予定で、ここに長野高森工場の設備を順次移管し2017年2月までに統合を終了させる計画。工場統合のための投資額は、土地取得、新建屋建設などを含めて20億円。


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