東モ特集13　日産自動車、ダットサンブランドで 新興国での拡販に力こぶ。新型車を披露

 東モ特集13　日産自動車、ダットサンブランドで  新興国での拡販に力こぶ。新型車を披露!!

日産自動車は、プレスデー2日目の夜、内外の記者向けに横浜の本社で、新興国向けブランドであるダットサンビジネスの現状についてプレゼンテーションを行った。

記者との懇談で、ダットサン事業の責任者である同社のヴァンサン・コべ常務執行役員は、「ダットサンGOとダットサンGOプラスをインドとインドネシアに入れた。昨年3月にインドで発売して以来、累計で11.4万台販売した。新興国の新しいクルマを買いたいと考える層に対して、信頼と尊敬がブランドにとって大切」と説明した。さらに、「販売網、アクセサリー、金融商品などをユーザーの記憶に残る透明性の高い形で提供している。台頭する中流層を、成長する市場でとらえるのは複雑な競争がともなうが、ダットサンには、日産ブランドの強い後ろ盾がある。ロシアには65店、インド160店、インドネシアは、125から135店くらい。すべて日産ブランドの地場投資家が経営している」と語った。記者イベントの最後には、ダットサンの南アフリカでの発売1周年を記念した「GO-crossコンセプト」がお披露目された。