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三菱自動車工業の上半期累計決算、増収減益も期初予想上回る。2017年度に新小型SUV発売。

2015.10.27

20151027171800-0001三菱自動車工業の上半期累計決算、増収減益も期初予想上回る。2017年度に新小型SUV発売。

三菱自動車の上半期決算、増収減益。 三菱自動車の上半期決算は、売上高1兆698億円、前年同期比3%増、営業利益584億円、同7%減だった。4月に発表した期初の計画をいずれも上回って推移している。三菱自動車の新車販売、北米、欧州、その他地域で期初計画を上回っている。 

以下は相川社長らのコメント。 第2四半期3カ月間では、前年同期比増益に転じた。 タイでは新型トライトン、国内では軽自動車が不調。国内は通期の黒字化を目指す。軽自動車については、ダイナミックシールドコンセプトを採用したeKを販売に結びつけていく。 タイの市況は厳しいます状況続くが、将来の市場回復をにらみ、販売店のサービス向上をはかる。 インドネシア販売店需要が期待ほど伸びていないが、将来の潜在力は高い。新工場への投資を計画どおり進める。 フィリピンは9月にらみ過去最高を記録した。 自らの強い分野を伸ばす。RVRが位置する小型SUVは、2020年には、2014年比60%増を見込む。 2017年度中にアウトランダーとRVRの中間に位置する新小型SUVを投入する。 

EVとPHEV市場は、2020年には2014年比5倍に膨らむと考えている。 タイの販売台数を卸しペースで、14年5.6万台(上期下期とも2.8万台)。2015年は6.3万台(上期1.9万台、下期4.3万台)を見込む。 2016年度までは現状が続くと考える。市場措置は、ほとんどタカタ製エアバッグが占める。

新小型SUVについて。

電動車両とPHEVがメイン。日本生産がベースになる。春闘については、まだ議論を始めていない。 国内については、継続的日本生産が投資をしていく。 中国について。 台数が少ないので、景気減速の影響始めて少ない。が、小売で競争が激しく値引きが拡大している。継続して商品投入はやっていきたい。 前年同期比では、台数が若干落ちているが、損益面では良くなっている。 インドネシアについて 市況は2017年頃には回復してくると考えている。 アメリカ工場売却について 。これまで複数社が見学に来たが、その後のアプローチはない。メドは立っていない。アメリカ工場売却については、現時点ではあまり期待できないと思っている。

TPPの合意内容について。

ニュージーランドとメキシコが良い影響があるかな。 北米で完成車を作るメーカーが恩恵を受けるのではないかと考えている。

NMKVによる次期軽自動車開発について質問した。

まさに今協議中。なるべく早くスタートさせて、通常のモデルチェンジサイクルでやりたい。役割分担も協議中だが、軽自動車のEV需要は今後も広がるだろう点では、日産も当社も共通の認識を持っている。日産が軽自動車の開発の中心になる。三菱はSUVに資源を集中できる。 タカタのエアバッグリコール対象台数は120万台、うちリコール済みが10万台。

 

 
 
 
 
 
 

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