クラブマン発表会でもVW排ガス問題に注目

MINIにプレミアム指数の高いモデルとして、新しいクラブマンが加わった。税込み価格は344.0〜384.0万円。

既存の5 ドアHBより全長とホイールベースが伸ばされて後席の居住性とラゲッジスペースが広がっているクラブマンは、ファミリー層に対するアピール力が期待されて いる。というのも、現在MINIを購入しているユーザーの90%は子供がいない世帯（子育て前もしくは子離れ後）で、輸入元はまだまだ顧客層を広げられる と見ている。
クーパーには1.5L直3ターボ＆6速ATが、クーパーSには2L直4ターボとMINI初の8速ATが搭載されている。どちらも「平成27年度燃費基準＋10％」を達成していてエコカー減税の対象となっている。

都 内のスタジオで行われた報道発表会で記者の関心が集まったのは、やはりVWの排ガス不正問題だ。BMWの排ガスに含まれる有害物質が基準値を上回っている疑 いありとの一部報道に対し、輸入元のペーター・クロンシュナーブル社長は「まだ正しい情報を得ていない」と答えた。また 「BMWはグローバルで規制をクリア。法令を遵守している」と繰り返し強調した。