News
米EPA、VWが車両に排ガス規制用違法ソフトウェアの搭載を発表
2015.9.24
EPA(アメリカ合衆国環境保護庁)は、2015 年9月18日にフォルクスワーゲンAG、アウディAG、アメリカ、フォルクスワーゲングループアメリカにクリーンエアアクト(CAA)に対する違反通知を発行した。今後大きな問題に発展しそうだ。
違反の内容は、4気筒の2009年から2015年モデルのフォルクスワーゲンとアウディのディーゼル車に、排出ガス基準を回避する特定のソフトウェアが組み込まれていることを主張している。このデバイスは、排ガステスト時には基準をクリアできるが、通常走行時には排出ガス浄化能力が低くなるというもの。
ちなみに対象車種は以下のもので48万2000台にもおよぶ。なお、今のところ該当車両使用者に対してはそのまま使用することができる。
- Jetta (2009 – 2015)
- Jetta Sportwagen (2009-2014)
- Beetle ( 2012 – 2015)
- Beetle Convertible (2012-2015)
- Audi A3 (2010 – 2015)
- Golf (2010 – 2015)
- Golf Sportwagen (2015)
- Passat (2012-2015)