ドイツ人は意外にアメ車がお好き!?

フランクフルトの空港に降り立つと、到着口の前の通路を最新型のシボレー・タホが通り過ぎていった。モーターショー会場へ向かう途中にはかなり古めのやはりシボレー・タホが最新型のシボレー・カマロも走っていた。
プレスデー２日目にフォード・ブースへ行くと、真っ赤な５L-V8を搭載するクーペと、2.3L４気筒を搭載するコンバーチブルが置いてあった。真っ赤なマスタングはクルマ好きなドイツ人（オジさんが多かった）がいつもまわりを取り囲んでいた。最近のアメリカ車は、最新デバイスを積極採用し、質感も高まっている。それなのにV8サウンドも含めてマスタングなどでは独特の雰囲気を上手に残している。「優等生」のドイツ車にない雰囲気が好まれているのかもしれない。
大のアメ車好きの筆者は当然ながら、ドイツ語のマスタングの本カタログをゲットした。

独特の発色を見せる、アメリカ車のソリッドレッドを展示車に選ぶとはさすがフォード。