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VWゴルフのPHVがデビュー。eゴルフは2017年までお預け
2015.9.8
フォルクスワーゲン初のプラグインHVとしてゴルフGTEが発表&発売された。税込み価格は499万円だ。
200V電源につないで約3時間で満充電にできるGTEは、モーターだけで53.1km走ることができる(JC08モード測定値)。また、エンジンを併用するHVモード、モーターがアシスト役としてエンジンをサポートして0→100km/h発進加速を7.6秒でこなすGTEモードも備わっている。とくに後者は、これまでのエコカーと違って運転する楽しみをもたらす機構としてセールスポイントのひとつに掲げられている。
内外装はガソリンエンジン搭載のホットモデルGTIに準じているが、アクセントカラーには赤ではなくブルーを採用。これはVWのeモビリティのテーマカラーで、チェック模様のシートやグリルからヘッドランプへと連続するモールにも用いられている。
ところで、VWは早ければ年内にも完全EVのeゴルフを導入する計画を立てていたが、すでに発売延期を公表している。シュタイン社長は「航続距離が伸ばせるテクノロジーの実用化を待っている。17年までズレ込むかもしれないが、300km+アルファを実現したい。いま消費者が手の届きやすい価格で提供できるのはPHVだ」としてGTEの魅力を紹介した。GTEの販売見通しに関しては「ゴルフ・シリーズ全体で年間2万5000台ほど販売しているが、立ち上がり時はそのうちの1〜2%程度ではないか」という。
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