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日産レンタカーとJTB、松之山温泉でEVカーシェアリング開始
日産レンタカーとJTBの協働で、新潟県の温泉旅館で電気自動車を活用したカーシェアリングサービスが開始された。EVカーシェアリングは、事前にオンライン予約し、宿泊旅館のチェックイン時にICカードを受け取るだけで、周辺地域の観光に利用することができる。
松之山温泉の『ひなの宿ちとせ』の柳一成専務は、「松之山の温泉は特に熱く、98度近くと非常に高温であるため、これを利用して発電ができます。そこで私たちは、温泉を利用して充電できるEV「日産リーフ」のカーシェアリングは、お客様にも喜んでいただけるのではないかと考えました」と述べ、EVはこの地に最適な乗り物であると説明した。
柳氏はさらに 「ここ越後妻有は東京23区とほぼ同じ面積で、『芸術祭』も開催されます。EVは昼食を取っている間に充電できますし、この地域周辺にも充電ステーションが多く設置されています」と付け加えた。
国内の充電ステーション数は急速に増加しており、ガソリンスタンド数を上回っているという。JTB環境マーケットのプロデューサー黒岩隆之氏は「JTBは8月末までに、国内1,000以上の施設に約1,620基の普通充電器を設置しようとしています。旅行者にとっては、気軽にEVを利用できるだけでなく、環境に配慮した車両品質も体験することができます。また、充電ステーションはJR駅近くに多く設置されているため、地域観光のモビリティとしても利用することができます」と述べ、今後もまだまだ拡大していくと見込んでいる。
EVカーシェアリングが観光地でどのように活躍するか興味津津だ。
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