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速報! 北陸新幹線、金沢、福井間延伸 2年前倒しの2020年度にも実現か。 与党プロジェクトチームがとりまとめ。 1兆1600億円の巨大事業に、国交省はコスト増、工事、土地買収で慎重な発言に終始。

2015.8.28
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  • 速報! 北陸新幹線、金沢、福井間延伸
    2年前倒しの2020年度にも実現か。
    与党プロジェクトチームがとりまとめ。
    1兆1600億円の巨大事業に、国交省はコスト増、工事、土地買収で慎重な発言に終始。
  • 与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームと、福井駅先行開業等検討委員会は、金沢、福井間を2年前倒しして2020年度、平成32年度にも先行開業の可能性はあると考える(以下略)、
    また、福井駅、敦賀駅までの延伸について、最大限尽力することを政府側に要請するとしたとりまとめを行った。

敦賀駅までの延伸は3年前倒しの平成34年度末に向かって態勢が検討されている中で、福井駅までをさらに2年前倒しするのは物理的にも可能なのか疑問は残る。

これに対して国交省は、1月に発表された整備新幹線の取扱いについてと題された政府与党整備新幹線検討委員会の申し合わせを踏まえて、金沢、敦賀間の平成34年度末開業の確実な達成を図る。福井駅、敦賀駅の利便性向上策を講じ、北陸新幹線の開業効果を早期に高めるため努力する姿勢を示した。

記者との質疑では、
今まで検討委員会が行われてきた。14回目で与党のとりまとめが示された。予算は整備新幹線の高度化事業の補助金を活用する。金沢、敦賀間については、用地買収に入る前の準備段階。工事もこれから。見通しが分からない中で、3年前倒しをさらに前倒すことは難しいと考えてきたと鉄道局施設課長は語る。
コストについては、決められた範囲でやらなければならない。敦賀以西についても調査しなければならないし、と担当者は付け加えた。
基本的には敦賀駅までの開業を早く進める。地元に開業効果が出るように、与党と相談していく。福井までの先行開業はコストが余分にかかるとした。

とりまとめ案では、福井先行開業により、130から160億円+αかかるとされている。北陸新幹線金沢、敦賀間の総工事費は、1兆1600億円で、福井先行開業は、全体の1%に過ぎないと言い放っている。なお、福井までの先行開業により単純計算で1600億円の追加的経済効果があるとの発言も記されている。


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