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静岡マツダ、チェック段階で 危険走行に「気がつかなかった」

2015.8.10

静岡マツダ、チェック段階で

危険走行に「気がつかなかった」

 

静岡マツダ(静岡市駿河区・谷本康成社長)が先頃まで地元ローカルで流していた15秒CMの撮影方法が不適切であるとツィッターで指摘された件。本日、静岡マツダに取材した。

Q 経緯を教えて欲しい。

A 5月24日に西伊豆スカイラインで撮影したCMについて、7月下旬位からツィッターでマツダらしいクルマが(危ない運転をしていると)話題になった。(なお、釈明文では5月25日となっている)。

Q なぜ チェックできなかったのか。

A 担当部署では、(完成前に)編集されたものを確認した。ビデオは15秒のモノだったが、アングルは前後から撮影されたもので、(対向車線にはみ出して撮影された)認識はなかった。ツィッターの指摘で分かった。

静岡マツダでは、8月7日に、「弊社テレビコマーシャル制作時の一般車両等の安全走行を妨げる撮影について」と題したお詫び文を掲載、「お客様ならびに関係各位には、多大なるご迷惑とご心配をお掛けしておりますこと、深くお詫び申し上げます」と事実関係の説明と釈明を行っているが、広告代理店の名称、CM撮影時に静岡マツダの担当者がなぜ同行していなかったのか疑問は残る。

http://www.shizuoka-mazda.co.jp/news/index.html

静岡マツダでは、「(ロードスターは)マツダとしてしっかり売っていきたいクルマ。(危険行為があると分かっていれば)使わなかった」(管理部)としている。なお、同社はマツダの100%出資の連結子会社。社長の谷本氏はマツダの出向者だ。マツダには事実関係を確認中だ。

 

取材・文/神領 貢

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