バイクの日（8/19）に秋葉原でイベントを開催
バイクの魅力と交通安全意識啓発を若者に向けて発信

　自工会（日本自動車工業会）の定例会見が7月23日（木）に日本自動車会館にて行われた。

　登壇した池史彦会長は、はじめに8月19日（水）の「バイクの日」に東京・秋葉原のベルサール秋葉原にて「バイクの日スマイル・オン2015」を開催すると発表した。このイベントは1989年に政府が制定したバイクの日に因んで、若者の街・秋葉原において二輪車魅力をPRするとともに、交通安全意識の啓発を行おうというもの。当日は中央通り（万世橋〜上野広小路）にて警視庁の女性白バイ隊「クイーンスターズ」の先導による交通安全パレードを実施するほか、一日親善大使として元レーシングドライバーの中野真矢氏によるトークショーなども開催される。また、9月12日（土）には、「第3回バイク・ラブ・フォーラム」をツーリングの聖地でもある熊本県にて開催すると発表。くまもと県民交流館パレアを会場に、バイク振興に向けた各種の取り組みなどを発表する。

　海外での活動については、8月3日にカンボジアにて日本とASEAN各国との自動車産業分野に関する官民合同会議「日ASEAN経済産業協力委員会」の自動車ワーキンググループ特別セミナーが開催される。今年は本年末にAEC（ASEAN経済共同体）が発足する記念すべき年であり、日本からは経済産業省と自工会が参加する。自工会会員である国内メーカー各社は、現在ASEANでの事業活動を積極的に推進しており、二輪車については昨年7カ国で1368万台、四輪車については6カ国で373万台を生産している。しかも、現在ASEANでの四輪車の需要は360万台だが、2025年には720万台と倍増することが見込まれており、今後日本とASEANとはますます重要なパートナーとなるものと考えられている。

　今回の会合ではASEAN各国の自動車政策に携わる政府関係者や業界関係者が参加しており、ASEANと日本との協力関係やASEAN自動車産業のさらなる競争力強化に向けた課題（ASEAN域内における輸出入の円滑化など）について話し合い、さらなる関係強化を図っていく考えだ。

■バイクの日スマイル・オン2015開催概要

開催日時：8月19日（水）12:00〜16:00（二輪車展示は11:00〜）

開催場所：東京都・秋葉原「ベルサール秋葉原」（千代田区外神田3-12-8）

開催内容：開会式・交通安全パレード出陣式（パレードは12:30開始予定）、仮面ライダーGIRLSミニライブ、中野真矢トークショー、警視庁交通安全教育ステージ、くまモン・熊本県観光PRステージ、バイクファッショントークショー＆コレクション、国内二輪車4メーカー車両展示、白バイ展示、仮面ライダー車両の展示など