Mベンツ、国内だけでなくグローバル販売でも好調

メルセデスベンツの今年上半期の国内販売台数（日本自動車輸入組合調べ）は3万2677台（前年同期比19.1％増）に達して過去最高を記録したが、この好調ぶりは国内にとどまらず、グローバル販売の統計にも現れている。

全世界で今年上半期にメルセデスベンツが販売したクルマの数は89万8425台（同14.7％増）で、グローバルでも過去最高を記録。地域別では欧州が39万2528台（同11.2％増）、北米が18万9375台（同10.1％増）、中国や日本を含むアジア太平洋地域は28万4539台（同22.4％増）だった。日本の伸び率と並んで高い成長を見せたのが中国で、6カ月間に16万5321台（同21.6％増）が販売された。

ここ数年の間に同社が積極的に投入してきたコンパクト群（Aクラス、Bクラス、CLA、GLA）のほか、新型Cクラスの成功も見逃せない。こちらは上半期に21万4222台（同58.7％増！）が売れた。
また、GLA、GLK、Mクラス、GLクラス、Gクラスを合算したSUV群の販売台数は23万2406台だった。

参考までに、欧州で販売が始まっている新型スマートの半年間の販売実績（ForFourを含む）は6万2164台（同32.8％増）だった。