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トヨタと日産、FCVとEVで微妙な言い回し。
トヨタ、日産、ホンダの3社が
水素ステーション増設で協調を発表。
トヨタと日産、FCVとEVで微妙な言い回し。
記者会見の冒頭、
経産省の担当者は、水素の利活用は時間かかるため、産官学の連携が欠かせない。世界市場を獲得していく。2020年の東京オリンピックも契機のひとつとする。2030年頃、2040年頃と、水素社会実現に向けて、段階を追ってやっていくとします。規制見直し、水素供給ステーション設置のための支援などを行っている。
水素ステーションは、今日現在81カ所、74基整備されています。これを2020年までの中期視点で取り組むと説明があった。
http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/mail/8553947
資料によれば、HySUTの組合員により、水素ステーションを整備する。年間維持費として、一基あたり1100万円以内、三分の一以内で補助金が国から支払われる。 トヨタがMIRAIを昨年末に販売したのに続き、ホンダが今年度内、日産も2017年にFC車を発売するとします。
各社の代表は次のように語った。
トヨタの伊勢専務は、FCVは、日本の水素社会を引っ張る役目。卵と鶏ではなく、花とミツバチの関係と言えば、豊田章男社長が使っていらっしゃいましたね。
日産自動車の川口専務は、すでに20年近くFCVを開発している。EVとFCVは極めて親和性が高い。早ければ2017年にFCVを投入するとします。
ホンダも作る使う繋がるの視点から、次期FCVクラリティを年度内に投入する。ホンダの本気度を見て欲しい。
日産とトヨタに温度差はないのか?聞いた。
川口専務は国内にはすでに1.4万基の充電器がある。日本はEVの先進国。クルマは競争、インフラは協調と話します。
伊勢さんはプライオリティーとして、トヨタはFCV、日産はEV。が、大きいクルマはFCV、小さいクルマ、タウンユースはEVと、棲み分けできるとします。充填機は日本もアメリカも市販しているFCVはミライだけなので、ミライが国際標準になるとの主旨です。