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年度末に当面の結論!! 新東名高速道路の最高速度120km/hなるか!?

2015.6.15

年度末に当面の結論!! 新東名高速道路の最高速度120km/hなるか!?

警察庁が諮問した「交通事故抑止に関する取締り・速度規制の在り方に関する懇談会」による提言が出されたのは、一昨年末。この中の12ページには、「新東名高速道路を始めとする高規格の高速道路については、設計速度120km/hでかつ片側3車線以上の道路などに関して、最高速度100km/hを超える速度への引き上げについて早急に検討を開始すべきであると考える」との文言が盛り込まれていた。


「早急に検討を開始すべき」との提言の表現に対して、すでに1年半も経過しているのは、いかがかと思うがとにもかくにもどうやら検討会が動き出す気運が高まってきた。警察庁は「今年度末までの予定で、有識者と国交省を交えて検討を予定している」(広報室)とのコメントを出した。これは画期的なことだ。「提言の中で踏み込んだ表現をしている以上、これを撤回するのは難しい。(制限速度引き上げに)警察庁は前向きなのだろう」(消息筋)との見方は、長らく新東名高速道路での最高速度120km/hを主張してきたマガジンXとしては評価したいところだ。

 

折しも今年度末には新東名高速道路は、浜松いなさJCT~豊田東JCT間の55kmが開通予定となっている。当初計画の1年遅れではあるが、新区間開通と時期を合わせるように、最高速度上げが実現することになれば、クルマユーザーにとっては朗報と言って良いだろう。あっ、もちろん年度末に最高速度上げが有識者会議で提言されたとしても実施はさらに後になる可能性が大きいわけではある。

http://www.c-nexco.co.jp/corporate/pressroom/news_release/3530.html

情報では、新しい有識者会議はまさにこれからスタートのようだが、閉鎖的な警察庁らしく、またもや会議は非公開か、記者クラブ限定の傍聴可か。注目されるところだ。本日、広報室には「一般記者にも傍聴させるべき」と意見しておいた。

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