News
CクラスにAMG加わってラインナップ完成
2014年の国内販売台数が1万5867台に達し、メルセデスベンツの年間販売を初めて6万台超に押し上げたCクラスに最高峰のAMGが追加され、ラインナップが完成した。
これまでのC63AMGからメルセデスAMG C63に改名された新型には先日デビューしたAMG GTと基本設計を共有する4L-V8直噴ツインターボが搭載されている。性能スペックはC63が476ps/650Nm、C63Sが510ps/700Nm。
これに加えて、可変フラップによってサウンドが変わるAMGエグゾースト、LSD、減衰特性が切り替えられるAMGライドコントロール・スポーツサスペンションなどが装備されている。さらに、C63Sには状況に応じてエンジンマウントの硬さが自動的に変わる機構も備わっている。
メルセデスベンツ日本の上野金太郎・社長によると、2014年の国内でのAMG販売台数は約3800台で、グローバルで3位だったという。同社の販売実績における比率に換算すると約6%だが、「8%くらい(約5000台)まで伸ばしたい」(上野社長)計画だ。これに貢献するのはAMG GTとC63AMGだ。
また、AMGを専門的に扱うパフォーマンスセンターは現在、国内に26拠点あるが、年末までに30拠点に、そして2020年には40拠点まで増やす計画を掲げている。「AMG専門店の開設もずっと考えているが、まだ機は熟していない」(上野社長)とのこと。
なお、このC63の発売は10月に予定されているが、それに先がけて発表記念モデルの「エディション1」が先に売り出された。こちらにはグロス(ツヤあり)ブラックに塗装された外装パーツと赤のアクセントカラー、バケットシート、赤いシートベルトなどがおごられている。
セダン | C63 | 1195.0万円 |
C63S | 1325.0万円 | |
C63Sエディション1(限定350台) | 1420.0万円 | |
ワゴン | C63 |
1275.0万円 |
C63S | 1405.0万円 | |
C63Sエディション1(限定50台) | 1465.0万円 |
前の記事: << 「自動ブレーキ」リコール 事故後2年経過の理由ホンダ明言せず!
現在の記事: 『CクラスにAMG加わってラインナップ完成』