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経営側はヨソを見ている!

2015.3.14

本日、自動車総連は春闘の現状について会見した。一時金の満額回答も拡大戦術会議メンバーでは半分程度出ているとするものの、ベアに

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ついては依然として経済側とギャップがあるとした。

相原会長です。一部に具体的な感触を得ているとします。拡大戦術会議メンバーを先頭に総連加盟組合への波及を目指すとします。
自動車総連第2回の集計結果です。1060単組は全体の94パーセントに当たります。が、昨年に比べてさらに多くの単組が賃金改善に取り組んでいるとします。6000円前後でそろっていますね。
相原会長との質疑応答です。
掲げている6000円の要求水準とのギャップは埋まっていない。経営側は要求に疑問を呈してきた。デフレ脱却と経済の好循環については、一定程度理解したとする。最大限追い上げていく。
満額の交渉実態にはない。
掲げた問題意識をあらゆる機会を通じて訴えていきたい。拡大戦術会議登録組合の中で、半数を超える組合で満額または満額の感触を得ている。
賃金引き上げに交渉のエネルギーを傾けていきたい。
非正規労働者について。
自動車総連として直接雇用の非正規労働者については、一般組合員同様に賃金の引き上げを取り組む。これは初めてのこと。
契約形態の違いはあっても、付加価値を公正に配分していく。
組合メンバーになっていただけるよう取り組みを強化していく。しっかり成果に繋げていきたい。なんらかの形で処遇改善について、文言を含めて数百の組合で取り組みを行ってくれている。18日以降、具体的な成果に繋げたい。
中堅中小企業にいかに波及させていくのか。そのためには大手企業ができる限り高い水準を獲得していく。3月中に決着する組合も多い。18日までに速やかに体制整備することが大切。

勝利宣言できるポイントは何か?を聞きました。
現在、大変神経を使う交渉ななっている。が、相場は自分たちで作っていくしかない。本日の中央委員会でも、経営側がヨソを見ているような、相場観ではなく、自らの力を持って精一杯やっていく。お互いに自分たちで決めなければ、良い決着は図れないと、強い決意を持って臨むとします。
決着はまだ見通せません。
会見が終わりました。


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