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速報!映像式受検者案内表示システム始まる@東京運輸支局!
2015.3.6
3月2日から検査レーンのうちの一本に、ドライバー目線のモニターが設置されました。
これまでの電光板による案内に加えて、CGによる操作案内が追加されたのです。なかなか良いですね。 左右ハンドル車に対応しています。電光板に比べて間近に見られるのもわかりやすい。 サイドブレーキを引いたり、ウインカーを左右順番に出すのに戸惑う方もいらっしゃるようですが、絵になるとそうした間違いも減りますね。 ただし、6番レーンのみの設置のため、これ以外のレーンは従来どおり電光板のみでの案内です。
スリップテスター上で、ハンドルを切ったりしないような注意喚起もしてくれます。
映像式受検者案内表示システムは、多摩支局の二輪車レーンでの実験結果が好評だったため、まずは東京運輸支局に1レーン。5月には新設される岡山運輸支局にも入ります。岡山運輸支局にはマルチテスターレーンに二本、大型兼用レーンに一本入るそうです。
27年度内に東京運輸支局分を入れて8レーンの設置が決まっています。映像式システムそのものの価格は一式500万円程度。全国に普及するにはしばらく時間がかかる感じです。
東京運輸支局の場合、平常時500台、多い時で700台の検査があります。
ユーザー車検の割合は、東京運輸支局で3割程度。代行業者による持ち込みを含みます。ユーザー車検の手数料は普通車総額1800円、小型車、オートバイ1700円。検査はウェブ予約できます。カウンターでの受付から車検証交付まで30分程度です。