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続報!日産パワー88最終年度、世界シェア8%、営業利益率8%、国内販売「明確な二位」いずれも未達の可能性認める

2016.7.27

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続報!日産パワー88最終年度、世界シェア8%、営業利益率8%、国内販売「明確な二位」いずれも未達の可能性認める。
日産の第1四半期、減収減益 国内販売は9万台、25.4%減

日産自動車の2016年度第1四半期決算は、売上高2兆6545億円、前年同期比8.4%減、営業利益1758億円、同9.2%減だった。営業利益率は6.6%に向上した。
為替変動の影響を除いた営業利益は37.8%増の2670億円としている。
なお、通期の業績見通しの変更はない。通期見通しは、売上高11兆8000億円、営業利益7100億円。
第1四半期の世界販売台数は128.7万台、前年同期比0.6%減。日本は同25.4%減。デイズ、デイズルークスなどの販売停止などが響いた。
質疑応答。
為替影響が912億円あった。
340億円がドル円の影響、ほかは新興国の通貨の影響が大きい。メキシコ、カナダ、ロシアなど。
昨年は一円で120億円くらいの為替感応度。以前は200億円くらいあった。
国内について星野朝子専務です。ご迷惑をおかけしたが、7月の受注は堅調。年度56万台は消費増税の駆け込みが入っている。もう少し弱含みで目標を置いている。
今年はセレナが8月24日に発売になる。予約注文が入っており、ロケットスタートを切りたい。イーパワー搭載の新しいクルマで未知の体験が出来る。販売挽回が期待されるクルマ。
デイズ、デイズルークスのマイチェンはいつになるかは決めていない。

北米の営業利益は?
競争の厳しいセダンのところのインセンティブ、販売費ですね。もうひとつは為替影響。これがなければ実際には増益だった。

国内販売の全需見通しは?
数字はお話しできない。

星野朝子専務です。二桁を割ったのはかなりショック。だが、原因は分かっているので、すごく落ち込んで頭を抱えるようなことはなかった。デイズ以外のクルマは、第1四半期は我々の期待を大きく上回った。むしろ達成感があった。

ブレクジットの影響は?
イギリスの販売が急激に落ちているとかは聞いていない。47.8万台を昨年も生産した。生産性の高い素晴らしい工場。影響があるのは、ポンド安。円高加速が直接的な影響がある。イギリスからの輸出が75%あるが、実際は部品調達やユーロ払いなどがある。
その他市場は、ダットサンのレディゴーを発売した。出足は好調。

減収減益発売いつ以来か?
売上高に関しては7年ぶり、営業利益については3年ぶり、純利益は4年ぶりのマイナス。現地化とは、できるだけ現地のものを使う。為替の影響は相対的に小さい。

三菱との提携について。
デューデリジェンスを8月末までにやる。

パワー88について質問した。
田川常務は、世界シェア8%は利益を犠牲にしてまではやらない。今年度は難しい。いずれ達成したい。
利益率8%は、中国の連結を比例で入れると、2015年度第1四半期が7%、今期が7.2%。中期的な目標とした達成すべく取り組んでいる。今年度末にはその実力がつくようやっていく。
国内の「明確な二位」については、星野朝子専務から、暦年の上半期で登録車では2位だった。中期的に達成できるよう努力している、とのはなしがあった。


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