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TEAM APEV with MONSTER SPORT 第100回2016 パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムにチャレンジ
モンスター田嶋、こと田嶋信博選手が100周年を迎えたパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムにチャレンジ。マシンは、日本の技術を結集して究極のEVを開発し、世界最高峰の舞台で大出力のエンジンカーにチャレンジすることで、EVの優秀性を証明する。
6月20日から正式にレースウィークがスタートし、参加受付と車検が行われた。1916年に始まったパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムは、今年100周年という節目を迎える。100年目の勝者は誰か?いよいよ、歴史と伝統に彩られた特別な大会の火蓋が切られた。
ブロードムーア・ワールドアリーナで行われた車検は快晴に恵まれた。車検場では、今年の大会に参戦する車両が一同に会し、TEAM APEV with MONSTER SPORT のライバルたちも姿を見せた。エレクトリック・ディヴィジョンでは、昨年に引き続き最大のライバルとなる事が予想されるリース・ミレン選手のマシンが登場。今年も高い競争力を感じさせる。
また、日本からは山野哲也選手が今年も参戦し、新型車両(電気自動車のホンダ(アキュラ))を持ち込んだ。さらに、総合優勝を争うライバルとしてはガソリン車の存在も忘れてはならない。フランスから2014年の覇者、ロマン・デュマ選手がホンダ製のパワーユニットを搭載したアンリミテッド・ディビジョンのマシンで参戦する。
車検では安全面を重点的に見られる。ドライバーのヘルメットやレーシングスーツに始まり、レースカーでは、ロールケージやシートベルトなどが入念にチェックされる。さらに電気自動車ならではのものとして、車両の接近を知らせる警報音の音量や、電気系統の安全装置などが重点的にチェックされた。もちろん、Tajima Rimac E-Runner Concept_one は、問題無く車検をクリアした。
明日(現地時間21日)は公式練習が行われ、エレクトリック・ディビジョンは、ボトムセクションを走行する。今年始めてのコース走行になるため、続く3日間の練習/予選、そして26日(日曜日)の決勝レースを攻略するために、コースコンディションとマシンのマッチングを慎重に見極めるための走行になるだろう。
すでに田嶋氏はここで優勝を手にしているが、記念すべき100周年でも栄冠を手に入れられるか期待したいところだ。
チーム公式WEBサイト:http://www.apev.jp/teamapev/
フォト/ビデオギャラリー:http://www.apev.jp/teamapev/2016/photo.html
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