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ブリヂストン、経営革新や競争力強化のためのIT活用に積極的な企業として 「攻めのIT経営銘柄」に2年連続で選定

2016.6.13

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ブリヂストンは、経済産業省と東京証券取引所が共同で紹介する「攻めのIT経営銘柄」に2015年度に引き続き、2年連続で選定された。

 

ブリヂストンは、「2015中期経営計画」で重点課題の一つに「技術/ビジネスモデルのイノベーション」を掲げ、現在戦略的にIT活用を推進しているという。製品だけではなく、サービスを含めた様々なソリューションをユーザー提供するビジネスモデルの開発を推進しており、ITを活用した新たな価値を創造することで、ユーザーの様々な課題解決を図るとともに、持続的・発展的な取引関係を築いていくことを目指しているそうだ。このようなブリヂストンの企業価値向上の取り組みが評価され、昨年度に引き続き「攻めのIT経営銘柄」として選定された。

 

ブリヂストンのITを活用した具体的な取り組みは下記の通り。

 

1.ITを活用した鉱山向けソリューションビジネス

鉱山・農業機械向け事業において、従来の商材別の事業展開にとどまらず、複数商品の組み合わせやサービス、ITサポートまでトータルで提供するソリューションビジネスのグローバル展開を推進。「B-TAG」(運行中の建設・鉱山車両用タイヤの空気圧・温度を計測し、情報をリアルタイムで車両の運転手や運行管理者に送信するシステム)や「MONITRIX」(鉱山等で使用されるコンベヤベルトの摩耗状況を自動で把握できる独自のシステム)を開発し、ユーザーの課題を解決するソリューションビジネスを強化している。

 

  1. ITを活用した最先端のタイヤ生産技術

彦根工場では、最新鋭の技術・設備を導入し、IT化や自動化を含めたタイヤ生産ラインの再設計を行うことで、より一層の品質向上と生産効率の改善を図っている。

 

3.ITを活用した路面状態判別技術

安全・安心なモビリティー社会へ貢献していくことを目指し、2015年に路面状態判別技術を実用化。これは、路面と唯一接しているタイヤから接地面の情報を収集、解析し、路面情報を把握することで、ユーザーに新たな価値を提供する技術。今後も、タイヤだけでなく、タイヤに関する情報を分析するシステムの研究開発も進めていく予定。


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